足元の雑草から生きとし生けるすべてのものへ想いを馳せて


by garden-cat
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ウマノスズクサ

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これは先日の里山ガーデナー講習で撮影した写真。
写真の蔓植物はウマノスズクサ(馬の鈴草)です。

ジャコウアゲハの幼虫の食草で、ジャコウアゲハはこのウマノスズクサ科の葉にしか卵を産みません。
ということは、この蝶はこの植物がないと生きていけないということです。


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そこで、この場所では生えてきたウマノスズクサをトレリスに絡ませ、美的景観を兼ねて、ジャコウアゲハを呼ぶ試みもされています。

ある植物が無くなると、その植物しか利用できない生き物までもがいなくなってしまいます。
ジャコウアゲハに限らず、それは、私たちの気づかない所で、多種多様な生き物の共存関係があり、一見人間には関係が無さそうに見えても、ある種の植物を抜いてしまう事による生き物への影響は計り知れません。
その結果、現在では絶滅に瀕している生き物のなんと多いことか。

特に抜く必要の無い緑まで抜いてしまっていませんか?
土が剥き出しになり、風が吹くたびに土ぼこりが舞っているようなところもありますね。

本当に美しい景色は、多種多様な生き物たちの命の輝きによりできるものだと私は信じています。
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by garden-cat | 2010-06-05 23:45