足元の雑草から生きとし生けるすべてのものへ想いを馳せて


by garden-cat
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野良子猫がやってきた

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先日、家の裏側の樹木を切ったりしていると、借りている駐車場のほうから猫の声がした。
「子猫だ」と思った。
子猫が母猫を呼ぶときの声だ。結構必死。
どこから声がするのだろう?
探してみたがよく分からないので、剪定を続けていると、また鳴く。
その時、よその車の下に潜りこむのが一瞬見えた。
やはり子猫だ。キジトラのようだ。

そっと近づき、声をかけてみたが出てこない。
野良の子かな。かなり警戒している。
仕方がないので、そのままにしておいた。
じきに帰るだろう。
夕方様子を見に行ったが、もういないようだった。
無事に帰ったのならいいが。。。

その夜、雨が降った。
次の日も雨まじりの一日だった。気温も低めである。


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そのまた翌日の午後、息子をバス停へ迎えにいく時間、隣家の前を通り過ぎようとしたときに、その声は聞こえた。
「ニ゛ャ~~。ミ゛ャ~。」
かなりかすれていたが、先日の子猫だと思った。
どこだろう?
隣家の脇を見てみるが、いない。
ふと、視線を上にあげると、小さな磨り硝子の窓の内側に子猫がいて、そこで鳴いているのが見えた。
隣の家で飼ったのだろうか、などと考えつつ、息子を迎えに行く。

息子を連れてまた隣家の前にさしかかった。
子猫はまだその場所にいた。鳴いてはいなかった。ちょこんと座っている。
磨り硝子越しに中の家具が見える。
窓のすぐ前には何か棚のようなものが置かれており、窓は塞がっている感じだった。
その棚と窓の間の隙間に子猫がいる。

何か変だと思った。

そこで、あることに思い当たる。
そうだ。この部屋は、物置だ。
いつもはシャッターが開いているガレージのようなスペースを隣の家では物置小屋にしていた。
その部屋の窓だった。

チャイムを鳴らし、隣家の人に子猫のことを聞いてみると、案の定知らなかった。
事情を話し、内側から窓を開けてもらい、外側から子猫を出した。


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と、いうわけで、子猫は我が家へやってきた。

おそらく2日ほどはろくに食べていなかったに違いないが元気食欲旺盛でホッとした。
物置のシャッターが開いている時に中に入り、気づかれずにいたのだ。
時々、猫がいなくなるのには、このような場合がわりとある。
鳴き声だけではどこにいるのか分からない。窓があって良かった。
雨をしのぐために中に入ったのだろう。賢い子だ。そして運がいい。

生後2ヶ月ほどの大きさだ。白いところがない。
前足は太くがっしりしている。
肉球が真っ黒でかっこいい。
すぐに「チビ丸」という仮の名前が浮かんだが、よくよく見ると女の子だった。

警戒心が強く、ちょっとしたことにすぐ怯える。
人間に慣れていないのだ。
間違いなく、捨て猫ではなく、野良の母猫に育てられた子だ。
母猫はどうしたのだろう?はぐれてしまったのだろうか。


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しばらく子猫と遊んでいたら、チョコという名前が浮かんだ。
チョコレートのチョコではなく、ちょこんとしているのでチョコ。
「チョコ」と、呼んでみる。
「ミャ~。」返事した。
よし、君は今日から「チョコ」だ。

よろしくね。


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by garden-cat | 2011-06-19 12:44 |