足元の雑草から生きとし生けるすべてのものへ想いを馳せて


by garden-cat
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オオスズメバチの亡骸を見つけた

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いつもの谷戸。林縁でオオスズメバチの亡骸を見つけたので杭の上に乗せて撮影しました。
なかなか間近で見るチャンスはないので、貴重な体験。
死んでいるのが分かっていても、ちょっと怖い。

オオスズメバチはスズメバチの中でも一番大きく世界最大で最強と言われています。
体長は約4cm~4.5cm。
主に土中に営巣します。
食べ物は昆虫や樹液、腐った果実、花の蜜など。
毒性が強く人が刺されると死ぬこともあります。

雄蜂が現れるのは秋のひと月ほどなので、今いる個体は全て雌の働き蜂です。
毒針は産卵管が変化したものなので雌にしかありません。


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コガタスズメバチに体のデザインや色彩などよく似ていますが、胸部の小楯板(背中の部分)が黄色であることや、顔の頭楯(とうじゅん)と呼ばれる部分(マスクみたいなところ)の下の突起の数(2つならオオスズメバチ)で見分けるそうです。


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正面から見たところ。
体を丸めて頭を抱えるようにして死んでいます。
なんだかちょっと可哀想。。。

オオスズメバチで検索すると、ほとんどが害虫駆除のサイトばかり出てきます。
「害虫」の扱いじゃないちゃんとしたものはないかと探すと興味深い記事を見つけました。

オオスズメバチの「警報フェロモン」の成分を突き止めた

なるほど、香りは蜂たちの「言葉」なんですね。
数種類の香りの成分の濃度や配合によって、仲間とコミュニケーションをとっているのですね。

また、セイヨウミツバチはオオスズメバチに全滅させられてしまうのに対して、ニホンミツバチは蜂球(仲間が密集してオオスズメバチを閉じ込め高熱をもって死に至らしめる)を造って対抗できるというのも興味深いですね。
オオスズメバチはアジア地域にしかいないので、ニホンミツバチは長い歴史の中で共存するために共に進化してきたようです。

人もまた、うまく共存していく道を考えていきたいですね。
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by garden-cat | 2011-07-11 12:48 |