秋の山菜採り
2010年 10月 03日
旦那のお友達で山菜に詳しいHさんの案内で新潟県某所へ秋の味覚を少しいただきに行きました。
関東は曇り空でしたが、関越トンネルを抜けると爽やかな秋晴れの空が広がっていました。
ススキがたくさん。
Hさんの息子さんと一緒に歩く息子。
小学一年生なのにとってもしっかりしているKくん。山の小さな案内人。
息子はすっかりなついて「おにいちゃん、おにいちゃん」と子犬のように後をついてまわっていました。
アケビ マタタビ科
今回は秋ということもあり、実もの中心の探索でした。
アケビは子供の頃一度食べてみたことがあるのですが、その時はなんだかよく分からなくて「ベッ」って出してしまった記憶があります。
今回も私はその場ではいただかなかったのですが、家に帰ってから一口挑戦してみました。
「あ、甘くておいしい」。種は少々苦手ですが、白い部分がおいしかったです。
よ~し、アケビ克服。
子供の頃苦手だったものも、大人になってから食べてみるとけっこう食べられるものってありますよね。
サルナシ マタタビ科
直径2cmほどの小さな実です。
熟してやわらかくなったものは、甘酸っぱくキウイフルーツ(同じマタタビ科)のような味がします。
半分に切った断面もキウイに似ています。
まだ少し固い果実は、家に持ち帰ってからリンゴなどと一緒に保存すると甘く熟すそうです。
その場で固い実を少しかじってみましたが、酸味と渋味がすごかったので一握り分だけ持ち帰りように採りました。野生生物さんの分も少し残さないとね。
うっかり現地で写真を撮り忘れたムカゴ。
ムカゴとは主に山芋などの葉の付け根に出来る球芽のことだそうです。
両手にひとすくいほどいただいてきました。
炒って食べるとおいしいらしいです。生でも一つ二つ食べてみましたが、山芋のような味と食感で美味でした。
ご飯と一緒に炊いてもいいらしいです。
山の恵みは詳しい方と一緒でないと不安なので、今回は大変貴重な体験をさせていただきました。
また3歳の息子の脳裏にも五感を通して良い記憶を刻んでくれることでしょう。
Hさん、Kくん、どうもありがとうございました。
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by garden-cat
| 2010-10-03 23:07
| 他